50代からでも始められる老後の資金の貯め方

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50代からでも始められる老後の資金の貯め方

更新日更新:2021/08/27

公開日公開:2021/07/07

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50代になると仕事が順調に進み、子供中心の生活を送っていた人は自分の老後について考える人が増えてきます。自分が仕事を続けられる残りの時間も限られてくるため、具体的に老後の資金について詳しく知る必要があります。

老後2000万円問題が話題となっていますが、厚生労働省の調査概要によると、実際に老後を迎えた時に2000万円貯蓄できている人の割合の方は24.2%と少ない傾向がでています。老後2000万円問題とは、退職後に90代まで無職で生活する場合に足りなくなる金額のことを言います。

素敵なセカンドライフを過ごすためにも、だれでも簡単に取り組めるような老後の資金の貯め方について解説します。

参考:厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況(II 各種世帯の所得等の状況)」

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ひとことメモ

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自身の終活を進める中で、老後の資金について考えることは重要です。漠然と貯蓄を始めると不安が残るため、具体的な計画を立ててから実行に移しましょう。

この記事では、50代から始められる貯蓄方法について紹介しています。自分にあった貯蓄方法を見つける参考にしてください。

50代の平均年収と貯蓄額について

まずは50代の平均年収と貯蓄額についてみていきましょう。

50代の平均年収は約517万円であり、男女差では約300万円男性の方が多いです。貯蓄額の平均中央値としては、約800万円となっています。

この平均年収と貯蓄額は、自分に照らし合わせて何歳までにいくら貯金をしたいのかを決めるための参考になります。たとえば、現在50歳として60歳までに1000万円貯蓄したい人は年間で100万円貯蓄することを目標にすると達成可能です。

具体的な数字で目標を立てていくと漠然とした不安が解消され、目標を達成しやすくなります。

平均年収も平均貯蓄額もあくまで平均であり、世帯を持っている人や独身の人などライフスタイルによって大きな差があるため一概には言えません。貯蓄が少なくて焦ってしまう人もいるかもしれませんが、コツコツ貯蓄することで老後に困らないよう備えていきましょう。

参考:各種分類別データ(令和2年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降)|知るぽると (shiruporuto.jp)

50代から始められる貯金方法について

50代から始められる貯金方法として、まずは現在の生活費がいくらかかっているのかを知ることからスタートすることをおすすめします。老後資金について過度に心配している人は書き出してみることで安心に繋がります。

実際に誰でも簡単に取り組める貯蓄方法について紹介します。

キャッシュフロー表を作成する

キャッシュフロー表を活用することで、数年後までの必要となる生活費がわかるだけでなく、節約できる部分を見直すことが可能です。自分が無駄遣いしている資金があるのではないか、削れる部分はないかなど客観的に見ることで貯蓄額を増やすヒントを探すことができます。

キャッシュフロー表は20年から30年単位といった年単位で作成するものが一般的です。ライフイベントは予想となるため、時期がずれたらその都度修正します。

キャッシュフロー表はインターネットでもダウンロードすることが可能です。

まずは自分の年収を記載します。そして1年の生活費や保険料、車両代などを記入していき、貯蓄残高を算出します。会社を転職して年収が変わったり、車を購入したりしてキャッシュフロー表に変更があった場合はその都度見直しを行いましょう。

キャッシュフロー表を作成すると将来何歳でどれくらいの貯金ができるかがわかりますが、早い年齢で貯蓄の目標金額を達成することができる計画が立てられるようであれば、セミリタイアを検討するのも良いでしょう。逆に、キャッシュフローを見直しても目標金額が達成できない場合は後ほど紹介する資産運用の金額を増やしたり、働く期間を伸ばすことなども視野に入れて検討してみましょう。

実際に自分でキャッシュフロー表をつけても不安に思う人は、ファイナンシャルプランナーに相談することでアドバイスをもらうことができます。

相談を検討されている人は、ファイナンシャルプランナーに相談するホームページから申し込めます。

積み立てや資産運用をする

貯蓄を積み立てしながら資産運用することで資産の増加を見込めます。

資産運用にもさまざまな種類がありますが、リスクを伴うものが多いため注意が必要です。資産運用でよく活用されるのは、投資信託株式投資のイメージがありますが景気によって大きく左右されます。

資産運用する方法にはどのような種類があるのかを見ていきましょう。

投資信託は、自分の資産をプロに任せて運用してもらうものです。少額からでも可能でいつでも取り組めるため初心者の人には向いていますが、人に任せて運用するという点では不安な部分もあるかもしれません。

預金は多くの人がしているため資産運用のイメージはないかもしれませんが、低リスクの運用方法です。今は銀行に預金していても金利が低いため資産形成としては期待できないでしょう。

株式投資は、会社の株を買って配当を受けるものです。株価の上下によって資産が増えたり減ったりするためリスクを伴います。資産運用をする場合は、自分でセミナーに通うなどして勉強する必要があります。初心者向けの講座もあるため、情報収集することがおすすめです。

保険を活用する

貯蓄型の保険の加入を検討することで老後に備えることができます。

個人年金保険は、自分が契約した年齢まで保険料を支払い続け、その後に年金として受け取ることができる保険です。
50代からでも個人年金保険に加入することができるため、老後の資金の準備として加入を検討してみてはいかがでしょうか?

会社で働いている人は財形貯蓄を活用することもおすすめです。財形貯蓄をすることで、毎月の給料から積立されるため、貯金が苦手な人にとってはメリットなるでしょう。

保険の種類や目的によっても加入すべき保険内容が異なります。自分が亡くなったときに家族が困らないようにするのであれば、掛け捨ての死亡保障に特化した保険がおすすめです。保険料は高くなる傾向にありますが、長期的なことを考えるのであれば養老保険への加入がおすすめです。

貯蓄をするために保険に加入することを検討している人は、長期にわたって保険料を納めることができるのかどうかも視野に入れながら検討してください。

長く働くという方法も視野にいれる

目標金額を定めるなかでどうしても達成できない場合は、継続雇用制度などを利用して働く期間を伸ばす方法についても検討してみてください。

継続雇用制度とは、定年した後も高齢者が希望すれば雇用を延長する制度のことです。

定年後に雇用を依頼する場合は、今まで通り全く同じようには働くことが難しい部分もありますが、企業によっては今までの役職や仕事内容を引き継げる勤務延長制度というものがあります。退職金の扱いは、勤務延長制度を選ぶと退職時に払われることになるため、定年したときに支払われるわけではない点に注意が必要です。

再雇用制度を利用する際には、今までの役職や同じ仕事を引き継ぐ可能性は低くなります。

日常生活の中でもお金について意識する

日常生活の中でも意識を変えれば貯蓄に回せるお金もあります。例えば食費です。食費の節約方法としてすぐ行える簡単な方法は、外食を減らし自炊をすることです。

外食をするとコストが高くなりますが、味や栄養も偏りやすくなります。健康に生活するためにも自炊を取り入れ、食事のバランスを心がけることが大切です。外食の1食分が、自炊にすると半額以下になることもあります。特に家族が多い方にとってはかなりの節約になるでしょう。

毎日自炊をするということは大変な部分もあるため、外食と自炊を上手に取り入れ、無理のない範囲で貯蓄に回すお金を増やしていきましょう。

食費の節約には、野菜を育てる家庭菜園に取り組むという方法もあります。

家庭菜園は広い土地がないとできないのではと思う人もいるかもしれませんが、家庭菜園の栽培キットや土地を活用するために貸してくれるところもあります。夏の野菜は育てやすく、トマトやナスなど食材として使いやすいものが多く育てやすいためおすすめです。

日常生活でコツコツと積み重ねて貯金する方法が一番リスクを伴わずに自分で行える方法ですのでぜひ取り入れてみてください。

老後に備えて身の回りの整理整頓

50代になると病気を患う可能性が高くなり、突然動けなくなる場合があります。

元気に動けるときに身の回りの整理整頓を行うことで、ストックの買いすぎを防ぎ、余分な出費を防ぐことになるため節約に繋がります。

1人で片づけることが難しい場合は、業者に依頼することも可能です。さまざまな片付け業者があるため、仕事が忙しくて立ち会えない人も利用できるところや、捨てるはずの物の買い取りをしてくれて思わぬ収入になる可能性もあります。

生前整理をして身軽に生きる

生前整理をすることで自分の身に何かあっても身近な人が困らずに済み、自分の人生の振り返りにもなります。

たとえば、自分が加入している保険の満期はいつなのか、伝えておきたいことはないかなどエンディングノートを活用すると残しやすいです。
エンディングノートは自分の書きたい内容の多いものを選ぶのがおすすめです。

エンディングノートによっては遺書の書き方について付録がついている場合もあります。エンディングノートを活用することによって、終活について知ることができます。

終活というと亡くなる前の人が取り組むイメージがありますが、何歳でも早すぎることはありません。気づいたときに取り組むことがおすすめです。

生前整理やエンディングノートは自分の人生について考え、周りの人に感謝を伝えるきっかけとなります。普段から周囲の人とお話し、いざという時に後悔のないようにしましょう。

50代を健康に生きるために

50代の死因の第1位は悪性腫瘍です。医療に関する出費を減らすためにも、生活習慣が大切になってきます。

病気になってしまうと入院することになり、働けなくなる期間が長くなってしまいます。働けない期間があると、貯蓄を切り崩して生活しなければならず、資産が減る一方です。

資産を増やすためにも健康に生活して働き続けることができるように運動やバランスの取れた食事を心がけていきましょう。外食が多い人は自炊することで節約になり、味の濃さも自分で調節できるため高血圧の人は味付けを薄くするなどして自炊を少しずつ取り入れてみてください。

自分が立てた目標金額を達成するためには、健康な身体が必須です。健康を損なったがために余分な費用を切り崩さなくていいように日頃から健康に気を付けるようにしましょう。

まとめ

50代から老後の資金を貯めるためにも、現在の出費状況を確認して削減できるところを削減して無理のない範囲で貯金するようにしましょう。老後が不安だからと無理に貯金をすると精神的によくないため、よりよい人生を過ごすためにも人生設計をしっかりと行っていきましょう。

具体的な目標金額を決めることで漠然と貯蓄をするよりも計画的に資産を増やしやすい傾向にあります。また、目標金額を達成したときにやりたいことを掲げるとより貯蓄のやる気もおきやすくなります。貯蓄のモチベーションを保つことは難しいため自分が取り組みやすい節約方法を実践して取り組んでいきましょう。

世帯を持っている人や子供がいる人、独身の人など一人一人ライフスタイルは異なるため、貯蓄方法も違ってきます。自分に合った貯蓄方法を探して、快適なセカンドライフを目指しましょう。

よくある質問

50代から始められる老後の資金の貯め方は?
積み立てや資産運用、保険の活用などで、50代からでも老後の資金を貯めることができます。継続雇用制度などを利用して働く期間を伸ばすことも方法の一つです。
詳しくはこちらをご確認ください。
50代の平均年収と平均貯蓄額は?
50代の平均年収は約517万円で、貯蓄額の平均中央値は約800万円です。
老後の資金を貯めるための計画方法は?
キャッシュフロー表の活用がおすすめです。数年後までの必要な支出、節約可能な部分などを見直すことができます。
詳しくはこちらをご確認ください。
50代で老後に備えてすべきことは?
生前整理、エンディングノートの用意、健康維持のために生活習慣の改善などが挙げられます。

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