これからの住まいについて
皆さんこんにちは。
「住宅の歴史から考える理想の暮らし」コラムを担当している市川です。
この度の大地震と津波により、亡くなれた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と皆様の御健闘を心からお祈り申し上げます。
日々報道等で困難な状況で生活をされている地域の皆様と復興に尽力されている皆様
の映像を拝見し、日本人の思いやりの深さと忍耐強さに感動致します。
私の立場できることに尽力して参りたいと思います。
今回の震災を受け、多くの専門家が「想定外」という認識を示しています。
街並みが海に沈みあらゆる物が流されている映像を見て、自然の驚異を改めて知らされました。
自然災害や地球の地殻変動は、科学ではまだまだわからないことがたくさんありますので、
悲しいことですが、発生予測することが困難なこともがあるのも事実だと思います。
今回は、このような過去体験したことのない震災を受け、
これからの住まいについて少し考えいきたいと思います。
戦後の住宅は、「量」の確保を第一義に効率的に作られてきましたが、
こうした事態を受け本当の意味で「質」への転換が求められています。
これから建てようとする住まいやライフスタイルも考えていかなければなりません。
土地選定に関しては利便性や教育環境ということが重視されていますが、
その土地の持つ歴史や特性を考慮することや、
災害時の地域のコミュニティ・ネットワークが大切です。
住宅の建て方に関しても価値観の転換が必要です。
例えば、海外の材木を使って住まいを建てるのではなく、
地域の国産材を利用して住まいを建て、日本の林業を育成し良好な森を維持することで、
川上の土砂災害や、生態系を維持することにつながります。
東北にはスギ・ヒノキ・カラマツといった良好な材木の産地が数多くあります。
そうした木材を利用することが日本の林業を支え、復興支援につながることもあると思います。
暮らし方では、少エネルギー性能が高く、自分達の生活に必要なエネルギーも自らつくりだせる
住まい・地域をつくることで、原子力に頼らない国づくりが将来できるかもしれません。
私達の生活が、日本の森とつながり、エネルギーという社会問題にもつながっています。
日本人の暮らし方や、それを支える技術が世界から評価され、
地球人としてのお手本になれる日を夢見て、共に創造していきましょう!
さて、今回のコラムは如何でしたでしょうか?
次回は「日本の路地空間あれこれ」をお話したいと思います。
それではまた次回、お会いしましょう。
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